園長NOTE

2015

「バリアフリー」だとさ
北陸新幹線の開業で、観光客が増加したというニュースが新聞紙面をにぎわせている。本州四国連絡橋の完成で、四国はすでに地続きである。平成28年には、新幹線がついに北海道に上陸する。日本中が新幹線で結ばれる日は間近である。
規模は違うが、さやま園も10月の「ホール前トイレ」の改修工事で、ついに全館バリアフリーになった。果たして、平らになった園内は、利用者のみなさんにとって快適な環境となり得たか。
3年前の大規模改修工事で、畳敷きだった居室をフローリングにし、ベッドを利用する生活に変えた。トイレの床面を上げ、すべての便座を洋式にした。公用車も車いす仕様のものが2台ある。
車いす、カート利用の方の増加に伴い、平らになってよかったねと胸をなで下ろすことが多くなった。
福祉業界で長く禄を食んでいると「平等」や「区別・差別」「対等な関係」など、いわゆるそのあたりのバリアフリーも当たり前のように話題になる。
そんな折、障害者プロレス『ドッグ・レッグ』を観戦する機会を得た。体重や障害種別、障害程度に関係なく戦う彼ら(女性も)に、度肝を抜かれた。
なぜか生半可なバリアフリーのうんちくが、陳腐に見えてしょうがない。