園長NOTE
今、あらためて想うこと…。
 自転車通勤が復活し、たかだかの通勤距離で太ももが悲鳴を上げ、やっと6段ギアの6段で走れるようになったのはいいのですが、暑い季節から寒い季節へと時季は移り、寒さを肌で感じながら早速防水・防寒手袋を購入し通勤しています。

 そんな中、またも虚しくも悲しい事件が起きてしまいました。皆さん報道でご存じのとおり、「クリード青梅」での死亡事故です。障害があっても人として豊かな生活を送る権利を冒とくした事件であり、状況を聞けば聞くほど居た堪れない気持ちになります。
さやま園に出勤すると決まって「荒井さん、おはよう」と声をかけてくれる利用者がいます。荒井さんと呼んでくれるのは異動前の自分を知っている方で、何となくほっとします。しかし、これまで元気に走っていた方が車いすで移動しているのをみて、時の流れを強く感じるとともに、自分も年をとったなぁと思います。

 そして、今、あらためて想うことは、“人生の楽しみ方とは?”“生きていくとは?”ということです。難しく哲学的に考えているわけではありませんが、これまでの自分を支えてくれた人は紛れもなくさやま園の利用者であり、自分の人生の大半が障害のある方々との関わりです。いわば人生そのものです。この事件をとおし、人として一緒に過ごしていく楽しさ、大切さをあらためて考えさせられました。

 美味しいものを食べに行くこと、映画を見に行くこと、ショッピングに行くこと、電車に乗って・バスに乗って・飛行機に乗って旅行に行くこと、どれもこれも楽しいことです。でも一番楽しいのは、寄り添いあえる関係ではないでしょうか。それがなければ楽しくはないですよね。これからは、よりゆっくり、あせらずのんびり楽しんでいきたいでいきたいと思います。

 10月15日のさやま園祭では雨の中、多くの方にご来園を頂きありがとうございました。この場をお借りし御礼申し上げます。