さやま園のくらし

「いる」だけで、周りの人の五感を覚醒させる人がいます。 さやま園にもその才能を持っている方々が多くいらっしゃいます。 職員はその声に耳を澄ませ、彼らの行動の環境を整えます。 とっても小さな声なので、全身の神経を研ぎ澄まさないと時に聞き取る事ができません。 でも聞き取れた時には、当事者はもちろん関わった人みんなが、とても幸せな気分になれます。 そして「する」という行動に結びつきます。 でも「する」は「いる」のおまけのようなものです。 「いる」って事が大事な気がします。

【さやま園の生活】

年間行事

還暦・春の集い
端午の節句
運動会
さやま縁日・夏祭り
さやま園祭
旅行

クリスマス会
新年会・成人式

1日の流れスケジュールの1例

6:30
起床・洗面・着替え
7:50
朝食
9:00
朝の体操
9:30
日中活動
12:00
昼食
14:00
外出・入浴など
グループ毎の活動
18:00
夕食
20:00
就床

Activity (日中活動) いくつかの「場」

色取りどりに各々が違う活動です、でもどこかでつながっています

ここでは利用者のセルフエスティームが高まる日中活動に取り組んでいます。
その人の個性や感性が活かされる開放された空間で、風を感じたり、夢中 で描いたり、ひとつひとつ形にしたり、のんびりしたり、それぞれがもつ時間 の流れを大切にしています。

ウォーカーズ~みんなで散策~

うまく言葉にできなくても、人とつながりたい、知ってもらいたい、
だれかのお役にたちたい。だから今日も地域にでていきます。
街に出かけ、牛乳パックやアルミ缶、ペットボトルキャップ回収も行います。

アトリエ~アートで感情を表現~

自分の想いや感情を紙・ビーズ・毛糸など、様々なもので表現しています。
わたしたちの想いを感じてください。

チャチャ~いつまでも自分の足で歩きたい!~

毎日、身体を動かしています。大切なのはその積み重ね。
“チャチャ”のようにリズミカルにしなやかに、心も身体も動き出します。

陶芸~想いを形にする、温かみのあるモノ作り~

「次はどんなものを作ろうか」「どんな模様にしようか」
いつもそんな会話をしながら形にしていきます。
日常づかいのマグカップやお皿は個性を活かし、時には独創的な置きものや人形など
創作も楽しんでおこなっています。

ポレポレ~自分はどんなことができるのだろ プラスαの想い~

「やってみる」そんな日常と「できたんだ」そんな発見。
それぞれの想いに耳を傾けるとたくさんの声が聞こえます。
そんな声に笑顔のプラスαを添えます。

Life (生活) 暮らしだよ Yah! Yah! Yah!

入所している方は様々な理由でさやま園で暮らしています。
入所施設でも快適に、「あたりまえ」のことを「あたりまえ」に過ごしたい。
でもその「あたりまえ」って何だろう? 「あたりまえ」って意外と難しい。
だから私たちは、考えます。施設的尺度でなく、社会的尺度で考えます。
会話を楽しみながらの食事、ちょっと面倒くさいけど部屋の片づけ、おしゃれをして近所でのお買い物、お昼寝にお茶をしながら雑談、お風呂に入ってリラックス、年に1 回くらいはちょっと遠くまで足を伸ばして旅行へ…。
そんな「あたりまえ」を大切に。一人ひとりに合った未来計画をさやま園は考え、支援していきます。