カルミア221号 Start Me Up~職員インタビュー~Vol.7

こんにちは!広報委員会のナギカワ(以下、ナギ)と申します。AIの力を借りながらビートルズの新曲がリリースされた今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

お呼びした今回のゲストはかえでグループの岡部さんです!それでは、スタミナァーップ!

入職の経緯

ナギ:色々と忙しい時期にありがとうございます。よろしくお願いします。

岡部:いえいえ、こちらこそ。

ナギ:コロナ禍で交流や会食等が難しい時期に中途で入職されたこともあり、あらためて紹介も兼ねて今回依頼させてもらいました。まずは入職の経緯からお聞かせ下さい。

岡部:はい。今までに接客業やビル管理等の仕事を経験してきました。前々職で障がいを持った方々と働く機会があり、就労定着の支援をする立場として実際に多くの時間を一緒に過ごす中で支え、助ける支援の仕事への興味を持ち、理解を深めていきたいと思いました。仕事先を探していた時にさやま園を知り、実際に見学させていただいた際に利用者も職員の皆様も生き生きと過ごされているところにあたたかさを感じてここで働いてみたいと思い、さやま園に入職させていただきました。

ナギ:ビル管理のお仕事は興味深いですね。詳しくお聞きしたいですが、それは後ほどお伺いしていきましょう笑。しかし前々職での出会いが岡部さんの方向性を決定づけるにあたって実に良いきっかけだったわけですね。その素晴らしい志を持った求職中にさやま園を見つけてくれてホントに良かったです。

 

『岳 みんなの山』(連載時タイトル ※単行本は『岳』)

ナギ趣味って何かありますか?

岡部:山登りが好きです!コロナ禍で運動不足を実感し始めた趣味なのでまだまだ日は浅いのですが、自分自身と向き合うために始めたことでもあります。仕事や私生活で悩んでいた時『岳』という山岳レスキューの漫画に出会い、自分の生き方で、自分だけにしか進めない道を歩んでみたいと考えたのがきっかけです。山は否定も肯定もせずただそこにあるだけで、その中を一歩ずつ歩いて行く道のりが好きです。

ナギ『岳』って確かビッグコミックオリジナルで以前に連載してて気になっていたのですよ。僕も読んでみようと思います。逆に僕からは谷口ジローさんの漫画をおすすめします。山にまつわるものも描かれていますよ。

岡部:それから、最近は岩盤浴巡りも好きです。身体の中からじわ~っと汗がでてくる感覚が気持ちよくて好きです。上がった後のデトックスウォーターもお店ごとに特色があって、美味しいし楽しめます。

ナギ:いいですね。岩盤浴で日々の疲れを癒して心身とものリフレッシュされているんですね!僕はドリンクについて全く詳しくないですが…『オロポ』しか知りません。

岡部:それは種類が違いますね。デトックスウォーターもいろんなものがありますからぜひ調べてみて下さい。

以下カルミアの続き

ナギ:はい…。ところでさっきお聞きしたビル管理のお仕事について教えて下さい。何かエピソードはありますか?

岡部:ビルメンテナンス、具体的には清掃などのスタッフ管理の仕事をしていました。ビルといってもマンションとは限らず、商業ビルもやっていました。エピソードというか…商業ビルだとテナントの営業終了後に清掃を開始する必要もあり、スタッフと一緒に現場に入っていて終電を逃して翌朝まで帰れなくなるということもありましたね。

ナギ:あぁー、そうか商業ビルだと、お客様がいる間は本格的な清掃はできないですもんね。大変だ。

岡部:そんな中で先述の前々職で、知的・精神障がいの方の就労支援に携わっていたんです。そこで皆さまの日頃の苦労を聞いたり、相談を受けたりする中で解決策を一緒に考えたりしていました。それが今(さやま園)での仕事へ興味を持ったきっかけですね。

ナギ:紆余曲折を経て、今に至るわけですね。素晴らしいお話をありがとうございました。

岡部:こちらこそ、ありがとうございました。

カルミア220号 職員インタビューVol.6

はい、皆さまこんにちは!広報委員会のナギカワ(以下、ナギ)と申します。梅雨も明けて暑い日々がやってきました。夏ですね。

今年度最初のカルミアとなりますので初めて紙面をご覧になる方もいらっしゃるかと思いますが、毎回巻末に載せてもらっている企画ですのでどうかよろしくお願いいたします。

さて今回のゲストはー、医務にて利用者さんの健康を支えている小林哲也(以下、小林)さんです!

それでは、スタァート ミィー アァーップ!

 

謎多き看護師、小林さん

ナギ:お忙しい中でありがとうございます。小林さんの正体を知りたいという声もいただいていたのですよ。早速ですが、さやま園に入職されたきっかけを教えて下さい。

小林:正体って笑。私でいいんですか?。

ナギ:皆さん知りたがっています。お願いします。

小林:では。某病院を退職後、ハローワークでパソコン検索をしていて見つけたのがさやま園でした。2年前に医務室を退職した下田さんとは知り合いだったので、下田さんが勤めているなら間違いないだろうと思って応募しました。某病院では精神科の訪問看護をしていて、東村山周辺を中心に外来患者さんの自宅を訪問していました。さやま園の近くも何件か訪問していましたよ。さやま園では、医務室の優しいお姉さま方先輩方の指導を受けて楽しい日々を送っています。本当ですよ。なんちゃって・・・・。

ナギ:へぇー、きっかけは偶然、そこから縁でつながると。どなたかの紹介で入職されたのだと思ってました。しかし世間は割と狭いですね笑。

さやま園医務の小林さん
 

ガチ勢、小林

ナギ:では皆さんが一番興味があることですが、趣味や最近凝っていることを教えて下さい。

小林:若いころから山が好きで山登り山歩きをしていました。今も毎月2回ぐらいは山に行っています。今年の大きな山行としては、雪の残る3月の八ヶ岳、6月は水芭蕉の尾瀬に行きました。7月は南高尾を縦走、8月は友人にせがまれて富士山、9月は今年最大のイベントとして北岳登頂を計画しています。その間に日帰り山行で身体慣らしをしたいと思っています。一人で行くことも相棒やグループで行くこともあります。山はいいな。昔はテント泊をしていましたが、今は小屋泊まりと低山歩きを楽しんでいます。そうそう、7月から8月にかけて咲く御岳山のレンゲショウマの群生は見事です。可憐で清楚、憧れますね。今年も会いに行ってこようと思っています。

ナギ:「♪みーずばしょおぉーノッ、はーなぁーガッ、さいていルゥっ!」あっ、すみません。つい想像してしまって…いいですねってか、お若い頃からなので筋金入りの山好きですね。ガチ勢ってやつですね。素敵です。御岳山行ってみようかな。

小林:おすすめですよ。ただし日頃からちゃんと運動して準備してからにしてくださいよ!

八ヶ岳連峰の硫黄岳山頂で
 

小林さんの出現場所

ナギ:はい。わかりました笑。あとは小林さんの出没エリアやおすすめスポットを知りたいです。

小林:私はイオンモール東久留米の近くに住んでいます。その中に「好日山荘」という山屋があって暇な時には徘徊しています。

ナギ:あっ、「好日山荘」!老舗ですよね。40年位前、僕の地元にもあって(当時は「コージツ」)、たまに父に連れられていった思い出がありますよ。今のアウトドアブームよりずっと昔からアウトドア用品を専門で扱ってたんですよね。

小林:あとは、ここだけの話しですが、時々久米川駅近くの「琉球酒場 美・ちゅら」という沖縄酒場でシークヮサーと炭酸で割った泡盛を山友・吞友と呑んで遊んでいます。コロナ禍で最近は中々行けないのが残念ですが…内緒ですよ。

ナギ:久米川…初めて東村山市へ来た時に不動産屋さんに「久米川は人口あたりの飲み屋の数は東京でもトップクラスの街なんです。」と紹介されました。それはアピールするべきことなのだろうか?と思いましたが笑。

とにかく、「好日山荘」と「琉球酒場 美・ちゅら」に行けば、小林さんと遭遇する確率が高いと…

小林:勘弁して下さい。

カルミア217号 職員インタビューVol.4

皆さんこんにちは!広報委員会のナギカワ(以下ナギ)です。暑い、暑過ぎます。

さて、昨年度からスタートした職員インタビュー企画、今年度もゆる~くやっていきます。どうかよろしくお願いします。

というわけで第四回のゲストは…

日中活動グループに所属の中村政志(以下、中村政)さんです。スタァァト・ミィー・アァーップ!!

 

日中活動グループについて

ナギ:第四回のゲストは、わかばグループから日中活動グループへ転属となった中村政志さんです。よろしくお願いします。

中村政:はい、こちらこそ!

ナギ:中村さんは僕と同日入職の盟友でもあります。早速どうですか?わかばグループから日中活動へ配属が変わって。慣れてきました?

中村政:そうですね~、利用者との関り方が少し違うので、それに何とか合わせていってる感じですね。

ナギ:と、いうと?

中村政:日中活動の活動場所ごとの環境面の整備や今後の展開、そして活動中はより参加利用者全体を意識する必要もありますし。視点が変わったというか変える必要があるので。

ナギ:なるほど!それとは別に新たな取り組みもされてますよね?

 

アグリ中村

中村政:日中活動の花壇で野菜を作ってます!

ナギ:そう、それ!これまでも野菜を植えたりはあったと思うんですが、今年は何か様子が違うな、と。計画的にやってるんですか?

中村政:10種類くらいの野菜を季節ごとに作付けするようスケジュールを組んでます。

ナギ:おぉ!さすがアグリ中村(中村さんは前職が農業関連企業です。)!

中村政:農作物って、育てる・収穫する・食べるという楽しみがありますから、利用者さんと一緒にそれを分かち合えるといいと思っています。

おくら等

ナギ:作付け予定の野菜のラインナップを教えて下さいよ!

中村政:それはですね…トマト、きゅうり、ナス、ブロッコリー、オクラ、ズッキーニ、キャベツ、ジャガイモ、チンゲン菜、小松菜、ホウレン草、ニンジン、カブ…ですかね。

ブロッコリーと茄子

ナギ:おぉ!たくさんありますね。僕は収穫~食べる方ばかりに気がいってしまいますが。

中村政:すべてが上手くいくわけではなく、やはり土の問題等もあり課題もすでに出ていますが、第一には楽しく育てていければと考えています。

ナギ:そうですよね!それが一番!ところで、中村さんはお休みの日はどのように過ごしてるんですか?

中村政:家族とキャンプやバーベキューをして楽しむことが最近は多いですね。

ナギ:ほぅ。キャンプもかなり流行ってて、人気のあるキャンプ場は予約取れなかったり…穴場とかあります?

中村政:(自宅からも行きやすいんですが)飯能あたりはおすすめです。そこまで混んでないので、ゆとりもあっていいですよ!

ナギ:そうですか!この辺りからも行きやすいですよね。よしつ!今度行ってみよっと。いやまだまだ色々聞きたいことはあるんですが、これくらいにしときますか笑。ありがとうございました。

中村政:こちらこそ、ありがとうございました。環境整備系なら、任せて下さい!

カルミア216号 職員インタビューVol.3

はい、こんにちは!広報委員会のナギカワ(以下ナギ)です。厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて何とか打ち切ることなく第三回をめでたく迎えることとなりました、Start Me Up ! ~職員インタビュー~!今年度ラストを飾るゲストは…

前ページでの大根掘りでも大活躍だった、かえでグループ所属の田村政子さんです!では行ってみましょう、スタァート・ミィー・アァーップ!!

 

大先輩

ナギ:突然すみません、今回の職員インタビューのゲストは田村さんです。

田村:いや、急過ぎますよ!2、3日前に言ってよ(色々、準備があるんですから笑)。

ナギ:ホントごめんなさい。さて田村さんってかなりベテランですよね。20年くらいですか?

田村:20年もいませんよ笑。でもこないだ勤続15年の記念品もらったから、17、8年かな?

ナギ:おぉー(言葉遣いに気を付けよっと. . .)、長くいらっしゃいますね。

 

みつぼしのルーツ

田村:笑。入職当初は9時に来て11時半に一旦帰って、13時半にまた来て16時に帰るという変則勤務でしばらく働いてましたね。今で言う日中活動を担当してました。午前中は手芸班で午後は生産班。

ナギ:あー生産班って、「みつぼし」(※現在、主にクッキー等を生産している日中活動のグループ)のルーツですね。

田村:そう。例えば生産班でも15年くらい前だと、まだ利用者の皆さんも若かったので、色々作りましたよ!えっと味噌、ジャム、梅干しに…あと塩の精製とか。

ナギ:塩?

田村:そう、古代の塩を取り寄せて、そこに異物が混じってるから取り除いてパックにするの。利用者さんもそういうの得意だし。

ナギ:へぇー!ずいぶん幅広くやってたんですね。それならさやま園の歴史というか昔話もやっぱり聞いておきたいですね!

田村:いっぱいありますよ. . .15,6年前だと、さやま園から作業所等にバスに乗って通っていた利用者さんも結構いましたからね。あと、(現在入所中のとある利用者さんは)学校の制服姿で体験に来てたなぁ(遠い目)、懐かしい。こんなに長くいるのに明野町の大根掘りは初めてだったんですよ!

ナギ:それは意外ですね。初めてとは思えないくらい活き活きと大根抜いてらっしゃいましたけど…

田村:スゴい楽しかったもん。ただ今年参加した職員は全体的に年齢層が高めだったから、来年は幅広く参加してもらわないと、ね(笑)。

ナギ:まぁ、(平均年齢を引き上げた自分も含めて)確かに(笑)。

 

大根掘りの女性陣

 

知られざる一面

ナギ:そういえば、田村さんは何かすごい資格を持ってましたよね?

田村(診療)放射線技師ね。

周りの職員:えぇー!?

ナギ:そんな資格を持ちながら病院とかじゃなくて、なぜ、さやま園に?(笑)。

田村:元々は技師として働いてたけど、子育てを迎えて自宅から近かったのと、電車での通勤がそもそも嫌だったのと…やっぱり、ちょとした縁で入ったさやま園での仕事が楽しかったっていうのが大きいかな。利用者さんもみんな素敵で面白いし。

ナギ:最後にポジティブにまとめてくれて、ありがとうございます(笑)。でも田村さん確かにいつも笑顔って印象ですもん。これからも笑顔で明るく、元気に楽しく、よろしくお願いします。本日はありがとうございました。

田村:こちらこそ、ありがとうございました!

 

カルミア215号 職員インタビューVol.2

皆さんこんにちは!広報委員会のナギカワ(以下ナギ)です。秋を感じる間もなく、肌寒くなってきましたね。

さて、前回からスタートした新企画の職員インタビューですが、無事に第二回目を迎えることができました(安堵)。それではいってみましょう、第二回のゲストは…すみれグループに所属の喜多村さんです!では、スタート・ミー・アーップ!

 

らしい前職

ナギ:第二回に選ばれた感想をまずお願いします。

喜多村:なんで僕なんですか?

ナギ:(前回の)上田さんと同じリアクションやめてもらっていいですか?

喜多村:あ、はい。光栄です…

ナギ:喜多村さんは異業種からさやま園に入職したジョブチェンジ組なんですが、前職は何をされていたんですか?

喜多村:アパレルメーカーの営業をしていました。

ナギ:「アパレル」ってお洋服とかですよね?喜多村さんなら容易に想像できるな…

喜多村:そうです。お洋服です(笑)。でも販売店ではなくメーカーの営業なので、(想像してるような)着飾ってオシャレに店頭に立ってたわけではないですよ。BtoB(企業間取引)ですね。

ナギ:でもアパレルメーカーなら特に身なりは大事ですよね?

喜多村:それはありましたね。スーツもビシッと着こなしていないと営業先に笑われてしまいますから。

支援に励む喜多村さん

支援に励む喜多村さん

 

恐怖のエピソード

ナギ:前職での面白いエピソードって何かあります?

喜多村:研修の時、夜中にホテルの部屋でお化けを見て悲鳴を上げて、翌朝に同期の笑いものになったことはあります。

ナギ:悲鳴って(笑)。「ぎゃーー!」とか?それは聞きたかったなぁ。意外と怖がりな方?

喜多村:僕、霊感は全くないのですが、後で先輩に聞いた話では過去にそのホテルで同じ経験をした人が数名いたそうなんです。

ナギ:え!? じゃ、喜多村さんが見たものは本物のお化けだったってこと?幽霊?落ち武者の亡霊とか?

喜多村:いや…実は妻だったんですよ

ナギ:??ごめん。ちょっと意味がわからない…

喜多村:当時、交際していた)現在の僕の妻がホテルの部屋に出てきたんですよ!生き霊っていうんですか

ナギ:!!それって、今の奥様が内緒で研修に付いてきてたんじゃないの(笑)?

喜多村:さすがにそれはないです(笑)。何かプレッシャーを感じてたんですかね?

ナギ:愛され過ぎて、喜多村さんの脳内に入り込んで、立体映像化されたんだよ、きっと(笑)。マトリックスかよ!

清掃に励む喜多村さん

清掃に励む喜多村さん

 

クリスマス会の新企画とは?

ナギ:僕が小耳にはさんだ情報だと、喜多村さんが行事担当をしている今年のクリスマス会では新たな試みがあるそうで…

喜多村:そうなんです!コロナ禍により行事やイベントが中止や縮小される中で、少しでも利用者のみなさんにいつもと違う体験や時間を過ごしていただこうと、ちょっと変わった企画もあります。

ナギ:え?どんな企画なの?

喜多村:詳細はまだ言えませんが、利用者のみなさまに特別な体験をしてもらえる企画になると思います。職員はかなり練習してます

ナギ:練習?何かを披露するんですね?

喜多村:それは当日までのお楽しみということで!

ナギ:わかりました!利用者のみなさまと一緒に楽しみにしています!色々とお話しいただきありがとうございました。

喜多村:こちらこそ、ありがとうございました!

カルミア214号 職員インタビューVol.1

こんにちは、広報委員会のナギカワ(以下ナギ)です。だんだん暑い季節になってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回はさやま園で働く職員の人柄・個性などを知っていただくのも良いかと、職員インタビュー企画を思いつきました。栄えある第一回のゲストは・・・日中活動グループに所属の上田さんです。では早速、お話しを聞いていきましょう。

 

「みそ汁や」とは?

ナギ:記念すべき職員インタビューの第一号なのですが、感想をお願いします。

上田:どうして私なんですか?

ナギ:いやいや経験も長く、日中活動を舞台にいつも走り回って大活躍しているので、ふさわしいと思ったんですよ。

上田:はぁ、それなら良いんですが・・・

ナギ:今回、職員待望の「みそ汁や」が再開されましたが、簡単に説明をお願いします。

上田:「みそ汁や」は利用者が職員と協力して昼食を作り、希望する職員に適正価格で提供し、美味しそうに食べる職員を見て、やりがいや喜びを感じていくという活動です。今回はコロナ禍でデリバリー形式(メニューは主にスープ)での再開です。

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今回のメニューは中華風スープ

 

メニューについて

ナギ:自分としても社食のような位置づけで、とても助かっているのですがメニューはどのように考えてるんですか?

上田:日中活動の職員と話し合いながら季節に合ったもの、ご当地グルメ系のスープなどを参考にしながら考えています。月2回なので1回目はこってり、2回目はあっさり等、バランスも考えて組み立てています。

ナギ:「みそ汁や」を再開してから、職員からの反響はどうですか?

上田:今回のメニューを早速ご自宅で再現した職員も多く、さらにアレンジした職員もいました!

ナギ:確かにとても美味しかったですからね!では「みそ汁や」でこれまでに何かトラブルってありました?

上田:そうですね、う~ん・・・あっ!「ご飯が炊けてない!忘れてた~っ!」ってことがありました。

ナギ:えぇ!そ、それは大変だ(笑)。「ご飯は自分で買ってきて!」って皆さんにコンビニへ白米を買いに行かせたんですか?

上田:そんなわけないでしょ(笑)!気づいてすぐに炊いて何とか間に合わせましたよ!

ナギ:それは良かった。僕も仮にライス無しでカレーだけ出されたら困りますもん(笑)。

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利用者と仲良く作業する上田さん

 

最近流行っているのは?

ナギ:では、ご飯つながりで上田さんちの今晩のメニューは何ですか?

上田:ささみフライです。日中活動グループのとある職員に時短レシピを聞いたので。あっ、あとズッキーニに粉チーズをかけて焼くのが、今静かに流行ってます。美味しいんですよ!

ナギ:「ズッキーニ」って、あの・・・「ヘチマ」みたいなやつですよね?

上田:ヘチマって(笑)。ズッキーニ、あんな大きくないし・・・タワシにもしないし・・・。

ナギ:ふむ。でもズッキーニにチーズって何かオシャレですね。僕はきゅうりに味噌をつけてかじるくらいの発想しかない。

上田:昭和と令和の違いかな?

ナギ:えっ?少し傷つきましたよ、今。

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デリバリー用に作ったスープたち

 

新たなる「みそ汁や」の構想とは?

ナギ:僕が小耳にはさんだ情報だと、園長から少し高級なメニューに挑戦してみるのもいいんじゃないか、と提案があったそうですね?

上田:その発想はなかったので、面白いと思いました。普段使わないような高級食材に触れてみるのも利用者にとって文化的な意義がありますよね!

ナギ:例えばどんなメニュー?

上田:フカヒレスープとか・・・

ナギ:え!?単価はいくらになるんだろう・・・少しこわいですが、かなり面白そうですね!僕はオマール海老のブイヤベースとかいいなー。これまで150円だったのが、いきなり3,000円とか(笑)。

上田:完売しなかったら園長、副園長がおみやげ分として買ってくれると思います(笑)。

ナギ:そうですね!そうしましょう。もし実現するなら・・・あっ、ネーミングを思いつきました!「超みそ汁や」とか「みそ汁や極(きわみ)」、「みそ汁やプレミアム」ってのもいいかもなー。

上田:ずいぶん楽しそうですね・・・。とにかく実現できるかも含めて、前向きに検討してみます!

ナギ:どうかよろしくお願いします。みそ汁やフォロワーとして期待しています。本日は色々とお話しいただき、ありがとうございました。

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笑顔で販売する上田さん